★樹木医業務
モンクロシャチホコ
昨日、公園のサクラの外観診断をしていたのですが、
コノサクラは葉を虫に食べられて、丸坊主に近くなって
いました。
葉を食べたのは、モンクロシャチホコという蛾の幼虫です。

木の下は、フンで真っ赤になっています。(サクラの葉には赤色の色素が
含まれているので、フンも赤くなります。)

地面を毛虫が歩いています。
これが、モンクロの終齢幼虫です。
これ位の大きさになると、幹を伝って地面に降りてきて
土の中に潜って蛹になります。
木尾の時、集団で列になって木からおりてくるので、
大騒ぎになります。

枝にも、まだ葉を食べているモンクロがいました。

幼虫は、8月中旬から発生し、9月中旬頃まで
サクラの葉を食べます。
落葉間近なので、葉を食べられても、サクラは枯れるほどの
ダメージは受けないようです。
人体には、かぶれるなどの被害はないようです。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、
個人的には、モンクロの発生は一時的なもので、もうしばらくすれば
土の中に潜っていなくなってしまうので、大騒ぎしなくても
いいのではと思っています。
毛虫が嫌いな方、ゴメンナサイ。
《 裕 》
世田谷の植木屋 さくら庭園
樹木医 川瀬 裕一郎
コノサクラは葉を虫に食べられて、丸坊主に近くなって
いました。
葉を食べたのは、モンクロシャチホコという蛾の幼虫です。

木の下は、フンで真っ赤になっています。(サクラの葉には赤色の色素が
含まれているので、フンも赤くなります。)

地面を毛虫が歩いています。
これが、モンクロの終齢幼虫です。
これ位の大きさになると、幹を伝って地面に降りてきて
土の中に潜って蛹になります。
木尾の時、集団で列になって木からおりてくるので、
大騒ぎになります。

枝にも、まだ葉を食べているモンクロがいました。

幼虫は、8月中旬から発生し、9月中旬頃まで
サクラの葉を食べます。
落葉間近なので、葉を食べられても、サクラは枯れるほどの
ダメージは受けないようです。
人体には、かぶれるなどの被害はないようです。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、
個人的には、モンクロの発生は一時的なもので、もうしばらくすれば
土の中に潜っていなくなってしまうので、大騒ぎしなくても
いいのではと思っています。
毛虫が嫌いな方、ゴメンナサイ。
《 裕 》
世田谷の植木屋 さくら庭園
樹木医 川瀬 裕一郎
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