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大蔵大根って?

突然ですが、皆さんは「大蔵大根(おおくらだいこん)」をご存じですか?
世田谷の伝統野菜として知られる大蔵大根ですが、
実は私は最近まで知りませんでした。
大蔵大根は、江戸時代に現在の杉並区付近で栽培されていた「源内つまり大根」が原種となり、その後、世田谷区大蔵の地で改良が重ねられて誕生したといわれています。
その名のとおり、円筒形で先端が丸く詰まった形が特徴です。純白で美しい姿をしており、長さは約40~45cm、直径10~12cm、重さは3~4kgにもなる大型の大根です。
(写真:世田谷区ホームページより)肉質はきめ細かく柔らかく、甘みが強いため、煮物にすると格別のおいしさ。おでんやふろふき大根などにはぴったりです。
さらに、病気にも比較的強く育てやすいため、ご家庭菜園にもおすすめの品種です。
大蔵大根の育て方
種まき
大蔵大根は秋まき専用の品種です。
近年は夏の暑さが厳しくなっているため、8月中旬ではなく、9月中旬頃が最も育てやすい播種時期とされています。(地域によって多少前後します。)
畑は40cmほど深く耕し、うね幅は60~70cm程度、株間は30cm前後を目安にします。1か所につき5粒ほど種をまき、土をかぶせたら軽く押さえ、水をたっぷり与えましょう。
肥料
堆肥は根が枝分かれする原因になることがあるため、植え付け直前ではなく、半年前までに入れておくのが理想です。
元肥は適量を施し、生育を見ながら管理してください。
育て方
発芽後は順番に間引きを行い、本葉が5枚ほどになったら元気な1本だけを残します。
その後は追肥を行い、軽く土寄せをすると丈夫に育ちます。
収穫
種まきから約70~80日が収穫の目安です。
先端までしっかり丸く詰まったら食べ頃です。収穫が遅れると大きくなりすぎたり、「ス」が入って食味が落ちたりするため、適期に収穫しましょう。

野菜はスーパーで買うものと思っていた方も、一度育ててみると、その一本が食卓に並ぶまでの時間や手間も含めて味わえるようになります。
さくら庭園では現在、大蔵大根の種をお配りしております。
「育ててみたい!」という方は、ぜひお気軽にお声掛けください。
育てる楽しさ、収穫する喜び、そして旬のおいしさを、ぜひご家庭でも体験してみてください。暑い日が続いておりますので、お庭作業をする際、熱中症には十分お気を付けくださいね。
今年の秋は、大蔵大根づくりにも挑戦しながら、季節の移り変わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
【参考】
・農林総合研究センター
・サカタのタネ
・世田谷区HP
世田谷の植木屋
さくら庭園
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