「コケの話」  世田谷区の植木屋

投稿日:2018年1月18日カテゴリーblog

「 コケの話 」

「苔」と聞くと

ジメジメした場所を想像しゼニゴケを思い浮かべたり、

あまり良い印象を受けない方もいれば。

京都の静寂につつまれるコケ庭を想像される方もいるかと思います。

京都の方が子供の頃に庭のコケの上に乗ったり、剥がしたりすると

コケを大切にしなさいと、親に怒られていたと話します。

地域によってコケへの親しみ方、持つ印象はずいぶん違うようです。

 

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ミノゴケの仲間、写真に写っているのは胞子体 蓑のような毛で胞子体を包むのが名前の由来、暖かそうです

 

 

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イワイトゴケ 主に樹幹に着き育ちます(着生)

 

コケを持ち帰り育てようとしても、住んでいた環境に近くなければ難しいものです。

木に着生するコケでも北側なのか南側なのか

亜高山帯に生えるコケも岩上か土上か腐木上なのか

また葉上に生えるコケもいます。

日本に1800種以上もあるコケは種によって住みかが決まっています。

持ってきたコケを育てるには、コケの生態を知り環境づくりが不可欠です。

剪定により木洩れ陽をつくり、空中湿度を保つために垣根なども必要かもしれません。

地域によって、どのコケが庭園に合うのかある程度決まっていると思います。

一番良いのは、その環境に自然に生えてくるコケを育ててあげることです。

コケ庭についてもご相談をいただければ幸いです。

 

鶴田竜児