★樹木医業務
コスカシバ
4月もあっという間に過ぎていきます。
時間のたつのがとても速い今日この頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
サクラの枝がこぶ状に膨らんでいるのを見かけることがあります。
細菌が原因の「こぶ病」と菌類が原因の「癌腫病」がありますが、
まとめて、「増生病」と呼ばれることがあります。
このようなこぶの周りには、コスカシバの穿孔痕がよく見られます。
まだはっきりとした因果関係はわかっていませんが、「こぶ病」の他にも
枝が枯れる「さめ肌胴枯れ病」をコスカシバが媒介してるのではと思っています。
昨年末に、サクラの剪定をしたときに、こぶを切って事務所に置いておきました。
今日、コスカシバの成虫が一匹枝から出て来ました。
〈写真の中央は、コスカシバの抜け殻です。〉
こぶを入れていたケースからコスカシバを出すと、しばらく部屋の中を飛んでいました。
コスカシバは、一見蜂のように見えますが、蛾の仲間です。
コスカシバの幼虫は、モモやサクラの樹皮の下の形成層を食害します。
成虫は8月頃に羽化すると思っていたのですが、4月には羽化することを初めて
知りました。
今後は、病気との関係を詳しく調べて行きたいと思います。
《 裕 》
世田谷の植木屋 さくら庭園
樹木医 川瀬 裕一郎
時間のたつのがとても速い今日この頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
サクラの枝がこぶ状に膨らんでいるのを見かけることがあります。
細菌が原因の「こぶ病」と菌類が原因の「癌腫病」がありますが、
まとめて、「増生病」と呼ばれることがあります。
このようなこぶの周りには、コスカシバの穿孔痕がよく見られます。
まだはっきりとした因果関係はわかっていませんが、「こぶ病」の他にも
枝が枯れる「さめ肌胴枯れ病」をコスカシバが媒介してるのではと思っています。
昨年末に、サクラの剪定をしたときに、こぶを切って事務所に置いておきました。
今日、コスカシバの成虫が一匹枝から出て来ました。
〈写真の中央は、コスカシバの抜け殻です。〉
こぶを入れていたケースからコスカシバを出すと、しばらく部屋の中を飛んでいました。
コスカシバは、一見蜂のように見えますが、蛾の仲間です。
コスカシバの幼虫は、モモやサクラの樹皮の下の形成層を食害します。
成虫は8月頃に羽化すると思っていたのですが、4月には羽化することを初めて
知りました。
今後は、病気との関係を詳しく調べて行きたいと思います。
《 裕 》
世田谷の植木屋 さくら庭園
樹木医 川瀬 裕一郎
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